■ ID
| 1059 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 都市及び道路沿道大気における微小粒子状物質の実態と今後の課題
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■ 著者
| 長谷川就一
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
| (社)大気環境学会 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 大気環境学会環境大気モニタリング分科会 第26回研究会、平成22年3月9日 |
■ 抄録・要旨
| 微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準が設定されたが、様々な課題があることから、最近行なわれている微小粒子状物質の濃度および成分に関する取り組みを概観し、課題への方策を考える話題提供を行なった。PM2.5の濃度・成分モニタリングは各地で行なわれているが、継続的に行なわれているものは非常に少ない。ただ、PM2.5濃度の経年的な低下、またその成分であるECの濃度の経年的な低下が観測されている。一方、放射性炭素(14C)、レボグルコサン、金属成分を使った発生源寄与推定が最近行なわれている。今後さらに、広域的観測や、観測とモデルなどの総合的研究が必要であるとともに、分野間の緊密な連携も不可欠であり、それには観測データベースの構築が鍵となると考えられる。
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■ キーワード
| PM2.5,モニタリング,成分分析,元素状炭素(EC),放射性炭素(14C),レボグルコサン,発生源寄与推定 |
■ リンク先URL
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